おんがくなかよしコースでは、3歳児の心身の発達に合わせて、想像力や音楽性を大きく育むレッスンをおこなっています。
では、その心身の発達とはどのようなものなのでしょうか。

 

3歳児の「身体」(運動能力の発達)

2歳児は走ったり跳びはねることが少しずつできるようになりましたが、3歳になるとそれらのことをよりバランスよく、じょうずにできるようになります。
また身体をひねってなにかを投げたり(2歳までは正面を向いて腕だけで投げる)、ボールをける(=片足で立てる)といった運動能力も発達してきます。指先の動きもさらに器用になり、親指、人差し指、中指で小さなものをつかんだり、それにともなって筆記用具を使って○や直線を描くこともできるようになります。
またスプーンなどをつかむことは2歳でもできましたが、3歳では「その道具を一般的にはどう使うか」を、大人のマネをすることで理解できるようになってきます。

 

3歳児の「ことば」(言葉の発達)

3歳から4歳にかけて話せるようになる言葉の数は、平均すると1700語程度。これぐらいになると、大人との会話も無理なくできるようになってきます(ただしこの年齢はまだ自己中心的なので、言葉の上ではコミュニケーションが取れても、相手の求めに応じて適切な応答をすることはなかなかできません)。

また、4~5個の言葉をつなげて、文章として話せるようになるのもこの時期です。
大人との会話の中では、2歳児がモノの名前に興味を示し「これ、なあに?」とくり返しきくのに対し、3歳児は「なぜ?」「どうして?」と、原因や理由についてたずねることが多くなります。

 

3歳児の「こころ」(想像力、感受性の発達)

3歳という時期は、想像力が大きく発達しはじめる時期だと言われます。これぐらいの年齢になると子どもたちは、ごっこ遊びがより豊かになったり、言葉からその場にはないものをイメージできるようになります。
また、自分が考えたことやものは実際に存在すると信じたり、すべてのものには生命があると考えるのも、この時期の特徴といえるでしょう。

自分以外の他者に対する思いやりが芽生えてくるのもこの時期です。
ただそれは保護者との愛着関係がベースにあって生まれてくるもので、たとえば「○○ちゃん、ころんでかわいそうだね」という思いやりを保護者が示すのを見て、はじめて子どももおなじように行動できるようになるのです。

3歳というのは、考えたり記憶するよりも、ものごとを感じ取る力が発達する時期。そういう時期だからこそ、本物の音楽や質の高いアートに触れさせてあげたいですね。